2010年6月アーカイブ
2010年6月アーカイブ
06.25
ワールドカップにちなんだ、サッカーにまつわるイディオムのお話。
みなさんこんばんは。
今週もワンポにお付き合いいただきありがとうございます。
今朝のデンマーク戦すごかったですねぇ、素晴らしいゲームでした!
おかげで今日は、寝不足・・・なんて方も多いのでは?(笑)
今週はそんな人々を魅了して止まない、
Soccer (米) football(英)にまつわるイディオム(idiom)を取り上げます。
Kick off
〈イベント、試合、会議など〉を始める、開始する。
We will kick off the film festival with the new Johnny Depp movie.
ジョニーデップの新しい映画からフィルムフェスティバルを始めます。
誰もが知っている、「キックオフ」。サッカーの開始の合図ですよね。
しかし、サッカーの試合の開始以外にも使われていることはあまりよく知られていません。
ビジネスの場でも、「仕事始め」なんて意味で良く使われます。
Today kicks off another year of work. 今日は、また新たな年の仕事始めだ。
On the ball
機転がきく、有能な。
Our manager John, is always on the ball.
マネージャーのジョンはいつもできる奴だ。
Your assistant really seems on the ball.
あなたのアシスタントは有能だ。
要するに、「ボール」をうまくコントロールするってことですよね。
日本チームだったら、遠藤や松井のような選手のことですね。
Own goal
自業自得、自らの首をしめること、自殺点。
The Prime Minister scored an own goal when he said that he suppoted the BP oil company.
首相は、BP(British Petroleum (イギリスの石油会社))をサポートすると発言し、自らの首をしめてしまった。
↑ 今、メキシコ湾で大問題の石油流出問題のことですよね。
A level playing field / Level the playing field (V)
フェアな場面 / 格差をなくし公平に条件を同じにする (動詞)
In the past, big companies could control their markets and small companies
had no choice except to follow. However, the Internet has helped to level the
playing field.
以前は、大企業が市場をコントロールし、小さい企業はそれに従うしか道がなかった。しかし、インターネットが対等にわたりあえる手助けをした。
level とは、平らにするということです。つまり、サッカー場や野球場のように
「段差をなくして競技条件を同じにする」ことからこのように言われるようになったようです。
公平さが必要なのは、なにもスポーツの世界だけじゃありませんもんね。
いかがだったでしょうか?
今週は、ワールドカップで大盛り上がりのサッカーにまつわるイディオムを取り上げてみました。
29日(火)は、ベスト8をかけてパラグアイと対戦ですね。がんばれ!日本!!
まだまだ眠れない夜が続きそうです(笑)
ではまた次回のワンポでお会いしましょー ^^/
06.18
先週に引き続き、英語と米語の違いパート2(食べ物編)です。
みなさん、こんにちは。
東京もついに梅雨入り、暑くてジメジメしてて気持ち悪いですねぇ(><)
しかし、そんな6月は、おめでたい月でもあります。
6月は英語で、June ローマ神話の神様、ジュピターの奥さんのジュノーに由来するそうです。
そしてこのジュノーが、結婚生活の守護神だったので、6月に結婚式を挙げると
幸せになると言われるようになったそうです。
June bride (ジューンブライド)ってやつです。
今週のワンポは、先週に引き続き、英語と米語の違い(食べ物編)をご紹介します。
日本 UK US
クッキー biscuits cookies
いきなりの難問です。皆さんはこの違いわかりますか?
正直言って僕には未だこの二つの違いが良く分かりません。
が、イギリスではぜったいにクッキーとは言わないようです。
ゼリー jelly Jello
ジャム jam jelly
気をつけないと、ジャムを注文したつもりなのに、ゼリーがでてきちゃいますね(笑)
ポテトチップス crisps chips
フライドポテト chips french fries
これも有名な違い、アメリカの french fries は、なんとなくフランスの何か?
と思われがちですが、フランスとは直接関係はなく、
下ごしらえを英語で、frenching ということから連想され作られた言葉だそうです。
ナス aubergine eggplant
前菜 starters appetizer
ひき肉 ground meat mince
粥 porridge oatmeal
他にもたくさんありますが、今回はここらへんで。
身近な食べ物の中にもこれだけの違いあります。気をつけて使わないといけません。
ちなみに僕は、biscuit でも、cookie でも、おいしければどちらでもいいです♪
それではまた次回のワンポでお会いしましょー ^^/
06.11
イギリス英語とアメリカ英語の違い、「車編」です。
みなさん、こんばんは。
今週もワンポにお付き合いいただきありがとうございます。
今週は、ずーっと温めてきたこのテーマをおおくりします。
ずばり!英語と米語の違う単語あれこれです。
先ほど、ワールドカップ南アフリカ大会が開幕しました。
ごぞんじの方も多いように、英語では、Football と言いますよね。
文字通り、脚でボールを蹴るからです。
しかしアメリカでは、 Soccer と言います。
このように同じ英語圏でも言い方は様々あります。
今週はそんな英語と米語のいろいろ(車編)を取り上げてみたいと思います。
日本 UK US
車 cars cars (automobiles)
トランク boot trunk
ボンネット bonnet hood
フロントガラス windscreen windshield
フェンダー wing fender
ミッション gearbox transmission
ギアシフト gearstick gearshift
日本語になってる車のパーツ名が、実は英語、米語のごちゃまぜだったことに
驚かされます。どういった経緯で日本語になったのでしょうね?不思議です。
パーツ以外にも、
日本 UK US
バッテリー切れ flat battery dead battery
トラック lorry truck
ガソリン petrol gas/gasoline
高速道路 motorway freeway/expressway
追い越し overtake pass
長距離バス coach bus
交差点 junction intersection
横断歩道 zebra crossing crosswalk
(もしくは、英米ともに、pedestrian crossing)
その他、良く知られていることですが、ガソリンの単位もイギリスとアメリカでは
違います。英では、liter (リットル) 米では、gallon (ガロン)です。
ちなみに、1ガロン = 3.785411784リットルです。 覚えられません(苦笑)
いかがだったでしょうか?
車に関係する単語だけでもたくさん違うことに驚かされますよね。
それだけ同じ英語圏でも言い方が微妙に違うってことです。
上記の違いを知っているだけで、会話中にこの人は、イギリス出身かなぁとか、
アメリカ出身かなぁとか、ある程度予想することが可能になります。
便利ですよね ^^
次回は、食べ物の名前英語米語あれこれをおおくりします。お楽しみに!
それでは、また次回のワンポでお会いしましょー ^^/
おおっともうびる(Automobile)が閉まる時間だぁ!かー(Car)えりましょっと。
06.04
「大きい」 < 「巨大!」 便利な形容詞表現をご紹介します。
みなさん、こんにちは。
今週もワンポにお付き合いくださりありがとうございます。
気がつけば6月。今年も折り返し地点です・・・早いですねぇ。
さて、今週のワンポは、知ってるととっても便利!形容詞の「程度」をご紹介します。
程度?一体全体なんのこっちゃと思われているかと思いますので早速ご説明します。
例えば、 “big” 言わずと知れた、「大きい」という単語ですよね。
では、「大きい」より大きいって言いたい時はどうしたらいいのでしょう?
そうです! “very big” 「とても大きい」と言えますよね。
あたりまえでしょ(笑)って感じですよね。では、「とても大きい」より
「さらに大きい」、「異常に大きい」、「巨大」、と言いたい時はどう言ったらいいのでしょう?
そこで、 “big” よりとてつもなく「大きい」という形容詞の、 “enormous” が登場する訳です。
“enormous” は、これ以上ないほど巨大という、”LIMIT” (限界)を表します。
LIMIT (限界)までの間のことを、SCALE (程度、縮尺)と言います。
LIMIT SCALE LIMIT
enormous ←← big ← 0 → small →→ tiny てな感じになる訳です。
他にもいくつかご紹介しましょう。
<Scale (程度、縮尺)> <Limit (限界)>
big 大きい huge / enormous 異常に大きい、巨大な
small 小さい、少ない tiny とても小さい、ごくわずかの
tired 疲れた exhausted 疲れきった、ヘトヘトの
interesting 関心を引く fascinating 魅了する、うっとりする
cold 寒い、冷たい freezing 凍るように寒い、冷たい
hungry お腹減った starving 飢えるほどお腹が減った
surprised 驚いた astonished 驚愕の、たいへん驚いた
I was very surprised when K君 passed the exam, because he didn’t study at all. And I was astonished at his result. He got 100%!!!
まったく勉強していなかったK君が試験をパスしたことに驚いた。
そして彼の試験結果に驚愕した。100点だったのだ!!
ちなみに、先ほど出てきた “very” 基本的に右側の LIMIT の方にはつけられません。
考えてみたらすでに限界なんですから、これ以上はなさそうですよね。
いかがだったでしょうか?こういった表現を知っておくと、very very very big!
なんて very を連呼する必要はありません。大げさな言い方をする時などにとっても便利です。
僕は、exhausted で starving (><)なんで、早く帰ろーと思います♪
それではまた次回のワンポでお会いましょー ^^/