THIS MONTH'S ONE POINT LESSON! | 英会話・子供英会話・フランス語会話スクール in 東中野 ケイズプレイス

2009年11月アーカイブ

2009年11月アーカイブ

2009
11.27
Yes, と No, の意外な落とし穴!

↑ Yes, なの?No, なの?どっち?

みなさん、こんにちは。

今週もワンポにお付き合いくださいね。

早速ですが、今週のテーマはこちら!

「思わず間違ってしまう、YES, と NO, の使い方」です。

 

こんな経験はありませんか?

A: You didn’t attend the meeting this morning, did you?

    今朝のミーティング出席しなかったでしょ?

B: 「うん、しなかったよ」

このBさんの「」内、2択で選ぶとしたら次のどちらで答えますか?

1. Yes. I didn’t attend the meeting this morning.

2. No, I didn’t. (I didn’t attend the meeting this morning.)

正解は、2番です。

これ、ほんとーに良く間違えてしまうポイントなんですよねぇ。

日本語的には、「うん、しなかった」は意味が通ります。

否定の内容でも、「うん」や「はい」が使えてしまうからです。

例えば、

昨日のドラマ観なかったでしょ? うん、観なかった。

テスト、ダメだった? はい、ダメでした・・・。

しかし!

英語の場合、YES, は、YES! で、NO, は、NO! とはっきりと分かれます。

先ほどの例文で、Bさんは、今朝のミーティングの出席しなかった。

つまり、NO, だという事わかります。ですから答えは、2番なのです。

他にも例を挙げてみましょう。

You haven’t seen Mary today, have you? 今日メリーみてないよね、みかけた?

No, I haven’t. いいえ、みかけてませんよ。

It was a good film, wasn’t it? いい映画だったねー。

Yes, I really enjoyed it. うん、僕はとっても楽しめたよ。

他にも、

A: Haven’t you been to Kyoto yet? えっ京都行ったことないの???

B: No, I haven’t been to Kyoto. So what! 行ったことないよ。だったらなんなのさ!

A: You are Japanese, aren’t you? 君、日本人?だよね・・・。

 

もう一度言います!

YES, means YES! NO, means NO! この法則は何があっても変わりません。

日本語的に考えると混乱しがちですが、皆さんは英語を勉強してるわけですからね ^^

以上、今週のワンポでした。それではまた来週。

2009
11.20
You are rich × You must be rich○

「へぇ、お金持ちなんだねぇ」この二つの違い分かりますか?

みなさんこんにちは、今週もワンポのお時間がやってまいりました。

今週のテーマはこちら!

A: I bought a new car yesterday. 昨日新しい車かっちゃった♪

B: 「へぇ、君ってお金持ちなんだねー」

      ↑これ、みなさんでしたら英語でなんて言います。

Oh, You are rich. と思わず言ってしまいそうですが、これ間違いなんです。

Oh, You must be rich. と言う方が正解です。今日はそんなお話。

 

英語と日本語はそもそも違う文化の中から生まれた言語である。

とういうことを押さえておきましょう。例えば、

英語に「いただきます」、「ごちそうさま」はありません。

これは、食事を始める際の作法や習慣が違うからです。

日本では、食材を作ってくれた方、料理をしてくれた方、などに対して感謝の意味をこめて

この言葉をいいますが、欧米では、神に感謝して祈りを捧げる文化があります。

祈りを捧げたあとに、さぁ食べましょうって感じになるので食事の挨拶は必要ないのです。

 

これと同じように、個人のアイデンティティーを重んじる欧米では、

個人(あなた)に対して、100%~だと決め付けて話すことはありません。

したがって、must be 「~に違いない、きっと~のはずだ」を使い、

You must be rich. となる訳です。

他にも、tierd, happy, angry, sad, scared, busy, などなど、他にもたっくさんあります。

You ‘ve been traveling all day. You must be tierd.

一日中旅行して、さぞ疲れたでしょうね。

Good for you! You must be happy.

よかったね!さぞうれしいでしょ。

A: My bike was stolen. 自転車盗まれちゃった・・・。

B: Oh, You must be angry. おー、さぞかし怒ってるよね。

 

ちなみに、はっきりとはしないけど、look や、seem を使って

「~のように見える」、「~のように思われる」なんて言い方もできます。  

You look/seem sad.

You look/seem scared.

You look/seem busy.

You must be ~ と一緒にこの言い方も覚えておくと便利ですよ。

 

今週は、ちょっと難しい話になってしまいましたね。。。(ちょっと心配・・・ーー;)

相手の考えを、こちらが勝手に察して、決めつけて発言することは、

いけないよーってことです。

こういった文化的な違いによる勘違い、間違いは、他にもたくさんあります。

それはまた別のワンポで。

3連休楽しみですねー。素敵な連休をお過ごし下さい ^^

You must be looking forward to the holiday! 

 

2009
11.13
I am exciting × I am boring ×

↑これ、よく言っちゃいますよね・・・。

皆さんこんにちは。今週のワンポーのお時間がやってまいりました。

今週も皆さんが間違えやすい、もしくは、勘違いして覚えちゃってる英語に

“えいやっ”っと切り込んでいこうと思います。今週はこちら!

 

interested / interesting のような、ed/ing がつく形容詞のお話です。

もともと、他動詞(~を…させる)という意味の動詞に、ed/ing がくっついて形容詞に

なったものがたくさんあります。ing がくっついていると進行形を連想してしまいがち、

そこが勘違えやすい大元だと思われます。例えば、 

He is tiring. ←進行形的に考えてしまうと、「彼は疲れている」っぽくなりますが、

ここよく間違えちゃうポイントです。

tire は、「~を疲れさせる」という意味なので、ing をつけると「~を疲れさせている」となります。

つまり、「彼は~を疲れさせている」=「彼は疲れるやつだ」ということになります。

他にも、

interesting / boring / surprising / exciting / confusing などなど

進行形と連想してしまう、間違えやすい、ing のつく形容詞はたくさんあります。

では、どうしたら勘違いしないようになれるのか!

☆ここで、ed が登場するわけです。

ing が、周りの人間がどう思っているかを表すのに対し、

ed の形容詞は説明されている名詞の感情や状態を表します。

I am interested (in)                私は、興味をもたされている→興味がある。

I am bored                     退屈させられている→退屈している。

違いを確認してみましょう。

I was surprised by the news. 私は、そのニュースに驚いた。 

The news was surprising.       そのニュースは驚くべきものだった。

I was excited.                          私はワクワクしてた。

The game was exciting.     その試合はワクワクするものだった。

I was confused.          私はわけがわからなくなった。

The story was confusing.    その話はわけが分からない

The sunset was amazing! So we were all amazed by the view.

夕焼けがすごかった(ので)私たちはみな、その光景に驚嘆した。

お解りいただけましたか?

I was confusing. とは言えないのです。「私はわけのわからないひと」になってしまいます。

まぁそういう人も中にはいらっしゃるのかもしれませんが(笑)

 

形容詞を使って多くの会話を成り立たせている日本語的発想の私たちにとって、

この、ed/ing を使った感情表現は、大変便利なものです。

しかーし、使い方を間違えている方がひじょーに多いのも事実!

当スクールの講師陣が口をそろえてこの”勘違い”を指摘しています。

ちょっと意識するだけで英語レベルは格段に進歩します。参考になさってくださいね♪

では、またらいしゅー ^^/

 

2009
11.06
突然、誰かがさけんだ! ”Duck!!”

あなたならどうしますか?

みなさんこんにちは。寒くなったり暑くなったり変な天気が続きますね。

こういう時期は、体調をくずしやすいものです。体調管理には十分お気をつけ下さいね。

さて今週のワンポーは、生徒さんからのリクエストをご紹介したいと思います。

 

「アメリカの映画の中で、よく警官が犯人に銃を突きつけ、「 Freeze! 」 って

叫んでますよね。「凍れ!」ってことではないと思うのですが、、、どういう意味なんですか?」

確かにおかしいですよね。勢いは伝わってきますが、犯人に向って凍れは変です(笑)

実は、英語には本来の意味とは別に、俗語的に使われる意味の単語がたくさんあるのです。

Freeze には、動くな!、止まれ!といった強い制止の意味があります。

他にもそういった単語があります。今回はそのいくつかをご紹介します。

 

☆ Duck  

ご存知に通り、「アヒル」です。

しかし、あまり知られていませんが、動詞としての意味もあるんです。

The boxer ducked the punch. ボクサーはパンチをよけた(かがんでよけた)

Duck には、かがむ、よける、ふせる、といった意味があります。

今回のタイトルを思い出してください。ニューヨークの街中で突然誰かが叫んだ!”Duck!!”

まわりの人はいっせいにその場にふせるでしょう。しかし分からなかったあなたは一人呆然と

立ち尽くし・・・あとはご想像におまかせします。

 

☆ Card カード

The bouncer carded the girl at the club.

用心棒(ナイトクラブの)は身分証明書の提示を女の子にもとめた。

IDカードのあるアメリカなどでは、IDを提示することを、Card と言います。

旅行先(特にアメリカ)でお酒を買う時には聞かれます。覚えておくと便利ですよ。

 

☆ Text テキスト

The boy texted his girl friend. 男の子はガールフレンドにメールした。

Text には、メール(ショートメールのような)を送るという動詞としても使われます。

コンピューターの文字データのことをテキストともいいますよね。

おそらくそこら辺から派生した言葉なのかもしれませんね。

 

他にも、dog は、後をつける。cat は、ひと目をさける、ぶらぶらする、

なんてたくさんありますが、今日はここまで。

普段何気無く使っている言葉にも実はこんな意味があったのかーと発見するのも楽しいですよね。

しかも、知っていることがあなたの身を守ることになるもしれません。

ハロウィンで撃たれてしまった日本人の留学生の話はあまりにも有名です。

Freeze を知っていたらと思うと、、、感慨深いですよね。

それではまた来週 ^^/